【NFTの注意事項】Giveaway詐欺の手法・対策

Giveawayは、プロジェクトの知名度やアカウントの知名度を上げるために、Twitterのフォローやリツイートを条件に無料でNFTや仮想通貨などを配るものですが、中には詐欺目的でGiveaway企画を行っている人もいます。Twitterで見ていると詐欺と思われるTwitterアカウントも多数あり、しかもフォロワーが2000人を超えているものも多くあります。Giveawayは人気の企画ですが、メリットを上手く享受するためのも、詐欺には気をつけましょう。

Giveawayを装った詐欺
この記事の要約

Giveawayは詐欺目的のものも多く、本物か慎重に見極める必要がある
【対策】
・公式アカウントかフォロワーなどから判断する。
・過去の当選報告があるかなど、本当に配布しているかを確認する。
・個人情報は基本渡さない。(仮想通貨やNFTなら、ウォレットのアドレスだけで十分のはず)
・ウォレットのシークレットフレーズ・秘密鍵は、教えない・登録しない・打ち込まない。

詐欺事例1: 有名人を語った詐欺

【内容】イーロン・マスク(Tesla CEO)やジェフ・ベゾス(Amazon CEO)をはじめとする、世界の名だたる有名人を装い、「少額の仮想通貨を送ってくれれば、倍額の仮想通貨を振り込むよ。」といって、仮想通貨をだまし取る詐欺

【対策】有名人からのDMは詐欺だと思って疑う。通貨の送付を依頼されたら詐欺だと判断し疑う。

【補足】これは日本以外の海外がメインだとは思いますが、実際に数億円規模の被害が確認されています。明らかに怪しい話ですが実際に信じ込んで振り込んでしまう人もいるようなので、こういった詐欺がある。と基本は警戒するようにしましょう。

詐欺事例2: Giveawayを語り、個人情報を手に入れる詐欺

【内容】Giveaway企画を装い応募者に当選した旨の連絡をした後、「振り込むためにメールアドレスや電話番号などの個人情報を送付してほしい」と言い、手に入れた個人情報を売る詐欺。
その他にも、Twitterで頻繁に多額のGiveawayをしているアカウントがあったのですが、当選報告がなく、実際に当選した人の返信なども一切ないアカウントもあり、そうしたアカウントのgiveawayに参加した直後からDMや知らない人からのフォローが急増したりしたこともあるので、カモを釣りだす目的のGiveawayもかなり多いです。(フォロワーも2000人以上いましたが、当選報告などが一切ないので、恐らく詐欺でした。)

【対策】
・公式アカウント以外で仮想通貨をgiveawayします!というアカウントは、基本疑う。
・過去の当選報告など、本当に配布しているのかを慎重に検討した上で応募する。

詐欺事例3: 公式のGiveawayに便乗した詐欺

Giveawayには、もちろん公式のアカウントが行う正規のGiveaway企画もあるが、そうした公式の企画に便乗した詐欺もある。公式企画に応募した後、公式とは別のサポートを名乗るアカウントから当選した旨のDMが届くことがある。(というか私がありました。)
「当選したためウォレットのアドレスを送ってくれ」から始まり、やっぱり無理だからこのサイトでウォレットを登録してくれとリンクを送ってきたため無視したが、Giveawayの中にはメッセージを返信するものを条件としているものがあるが、恐らく返信欄にいるアカウントを目標にメッセージを送っていたものと思われる。

【対策】
・他と同じだが、とにかくフォロワーなどから本物のアカウントかどうかを確かめる。
・ウォレットのシークレットフレーズ・秘密鍵は絶対に打ち込んだり登録したり、教えたりしない。

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